バイクを売って |
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バイクを持ってて思うように乗れない、という状況は、ストレス解消の手段がストレスの原因となるというアンビバレンツを内包して、持つことそのものがストレスとなっていた。
いざ手放してみて、もっと後悔してみたり、あるいは開放されたようなすがすがしい気分になるのかと思っていたのだが、実際にはまったく何も感じていないのが恐ろしい。
きっと、以前の自分が持っていた痛痒その他は、鈍磨された今の自分にとっては意味のない灰色な取るに足らない何かに変わってしまっているのだ。そして、摩滅されたものには物欲・我欲の類が含まれており、それらが減退することで得られた心の在り様も確かに存在しているのだ。
でも足・ツールとしてスクーターはやっぱり欲しかったりする。
そぎ落とされてなお、それでも必要なものこそを身に着けるべきか。
投稿者 6kny3v | 返信 (0) | トラックバック (0)